私の子供のころのうすーいうすーい記憶として残っているディズニー映画は101匹わんちゃんとダンボです。ダンボのアメリカでの公開は1941年、日本での公開は1954年だったのでもちろんタイムリーに見たわけではないのですがキャラクターとしてダンボは印象的です。
今日ご紹介するのはCoroが1940年代に製作したダンボシリーズのブローチです。残念ながらダンボはこのブローチにはいませんが、とてもレアなシリーズなので実際手に取ることが出来て私は嬉しいです。
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Coroが1940年代に製作したエナメル彩色されたブローチたちはとにかく表情豊かで魅力的です。ブローチの小さな画面の中に物語があります。そして残念ながら薄れてしまたエナメルは想像力を掻き立てます。作られたときはどんな感じだったのか、どんな人の胸に飾られここに来たのか、時代を経たことを感じられる40年代のブローチを手に取ると少しワクワクします。そしてこれ以上風化せず残っていたことに感謝~。↓サーカス団長の指さす先にはダンボがいるのかもしれません。隣の子熊も同じ方向を見上げている。
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1940代当時Coro for Walt Disney Productionsと正式にディズニーの商品として販売されていたので裏面には「W.D.P」との刻印が打たれています。
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下は同じく作られたダンボジュエリーの資料写真。ダンボはコウノトリに運ばれてお母さん象ジャンボのもとにやってきます。なのでコウノトリの咥えた布からちらりと見えるのはダンボの耳かな?
coroダンボシリーズ 団長・クマ・サルのブローチはこちらをクリックしてご覧ください。
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