DIARY

葡萄摘みの娘のグラス。

 

「葡萄摘みの娘」と名付けたこのグラス。1900年頃フランスで作られたアンティークで、ガラスにエナメル絵付けがされています。仕入れてきたのもフランスで、その詳細はグラスの表面に描かれた文字も含め不明とのこと。ワインを注いでガッと飲んでいたグラスだと思います。もともとはピッチャー、絵柄違いですが同じグラスが5客あり、余りに心惹かれるのでコレクションとして保管していたものでしたが、残念なことに3.11の震災の際、飾り棚の中のガラスの棚板が落ちてしまい、このグラス以外はすべてが割れてしまいました。今回久しぶりにお店に出してみて、眺めるほどに美しく、女性の表情、繊細な筆遣いに、「ずっと眺めていられる気がする」と私もその魅力に吸い寄せられています。

 

今日初めて外に出して陽の光の元で眺てみて、頭にかぶる頭巾のさわやかなブルーに気が付きました。(下の写真)

 

女性の横に記されている文字、なんだろうということでしたが、Auvergneかもしれません。初めの文字がTかと思いましたがAならば。パリからおよそ400km、フランスの地図でいうと、ちょうど真ん中にくる場所が オーベルニュだそうです。山に囲まれアクセスが悪く、あまり旅行者が行く場所ではないようですが、豊かな自然、何より綺麗な水(ミネラルウォーターの水源が多数あり、ヴォルビックもそこで採水されています)と、「ピュイ・ド・ドーム」という火山がシンボルだそうです。ちなみにミネラルウォーター「ヴォルヴィック」のラベルに描かれている緑の山がその火山だとか。

 

そんなこんなで、オーベルニュについてネットサーフィンしていたら、ちょこちょことその地方への旅行記を書いている方の記事を発見。少々現実逃避でフランスの田舎の村を旅した気分になれました。サン・ミシェル・デギュイユ礼拝堂、私も行って見たいな。もし文字がAuvergneでなければ、いらない情報で、すみません!

 

長い文章になりましたが、是非ご覧になってみてください。置いたとき、少しカタカタするのは手作りのガラスならではのものです。

 

 

 

 

 

 

葡萄摘みの娘のグラスはこちらから。

 

 

158-0095
東京都世田谷区瀬田1-12-32
電話:03-3709-2341
e-mail:cjs@bellecapri.com
二子玉川駅より徒歩5分。

12:00-19::00
日・月・木・祝日 休み

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