DIARY

coroの届きたての小鳥のブローチが旅立ちます。旅立ち前にもう一度メンテナンス。今回フミギクさんのポップアップに届きたてを持って行きメンテナンスに行き届いていない部分があったので入念にチェック。いくらお気に入りのものであっても使い心地がよくなかったり、心配事があると使用頻度が減ってしまうので、できる限り心配事を減らす作業です。

ブローチの場合、ピンのばね性がなくなるとスルスル、パタパタ動き、なんだか取れやすそうで心配なので針の角度を調整しピンのばね性を取り戻すのが定番の作業。

ピンに少しついていた錆を落とし(手で触り、少しでもざらつきがあると洋服に針を差しにくかったり、逆に外すときに生地に針が引っかかり洋服を傷をつける恐れがあります)、ピンの針を調整。チャームポイントなのにエナメルが経年で薄れていた男の子の鳥の赤いステッキを再彩色しました。そしておそらく以前の持ち主のもとで外側に少し曲がってしまったであろうステッキを真っすぐに調整。

このCoroのブローチのお腹に留められているのは水色のガラスのカボション。丁寧に洗うと輝きが増しました。そして水色のガラス、一色の半透明の水色のガラスかと思ったら、水色のガラスの上に透明のガラスがかぶせてあるカボションだと気づきました。横から見るとそれがよくわかり綺麗です。

小さいブローチはちらりと襟先につけてもかわいらしいです。JJのブローチもたくさん届きました。コートを脱いでも楽しめるブローチ、続々登場予定です。お楽しみに。