「不要不急の外出は控えて」、「なるべく仕事は自宅で」と聞くと、「そうだ、その通り。」と思いながらも自分の仕事はどうやって行くべきかなぁと考えます。ベルカプリの場合、当然お店の営業はネットショップだけにして、私も電車にはほぼ乗らず、お店へは山・坂・石段を超えて徒歩で。自宅で仕事をする日も作りました。数日開けてお店に行くと、その道すがらの自然の変化に目が行きます。いつの間にか街路のハナミズキは満開だし、いろんなお家の垣根はもっこう薔薇が咲き乱れ、山吹のまぶしい黄色を見ると以前お客様に聞いた山吹が有名な京都の神社のことを思ったり。そんな日々です。
A-Selectにはフローラダニカのプレートを2枚載せることにしました。アンティークというほど古いものではなく、今でも見かけるシリーズですので、ご存知の方も多いかと思います。
フローラダニカというと私の思い出は青山にお店があった頃やっていたベルカプリRojbカフェ。ホットチョコレートを出すときにはフローラダニカのチョコレートカップを使っていました。とろっと濃厚なホットチョコレートの色と優しい淡いピンク色の組み合わせが、薄っぺらい言葉と言われようと「かわいい~。」と思い私は大好きでした。それにしてもどんなだったかな?と思いその頃のブログを読み返すと当時のブログに写真、文章が残っていました。
「チョコレートの風味を味わっていただけるよう濃厚にお作りしています。最初の一口はそのままでお召し上がりいただくとトロリとしたチョコレートがちょっと幸せな気分にしてくれます。その後は暖かいミルクをお好みの濃さになるまで加えてお召し上がり下さい。写真のカップはロイヤルコペンハーゲンのフローラダニカです。優しい植物の柄が心和ませてくれます。」
いろいろ思い出してきました。そうだそうだ、ホットミルクもつけていたっけ?ラ・メゾン・デゥ・ショコラのチョコで作ったこだわりのホットチョコ。先輩スタッフが一杯ごとに丁寧に作ってくれて、ちょっと多めに作っちゃったときに『はい、じゅんちゃん』とデミタスカップに入れて味見させてくれました。あれ、おいしかったなー。今でもあのチョコ買えるのかな?ほかのドリンクには甘い焼き菓子やチョコをつけていたけど、ホットチョコレートは甘いからチーズのお菓子をつけていたんだ!甘い、しょっぱいの最高の組み合わせ。
当時のカフェに来たことがあった友人たちは今でも「あんな夢のようなカフェないよねー。」なんて言ってくれますが、やっていた本人からすれば、あんな高級な食器にコーヒーを入れてプルプル運ぶのはいつも恐怖だったし、お客様がガチャンとすれば「え!大丈夫!?」と平気な顔して実は内心ハラハラしていたり。ほんと、店員じゃなくてお客さんとして行きたかったなー。。。そんな訳で、思い出に浸ったりしながら検索していたら、かの『食べログ』にベルカプリロブジェカフェについてのレビューが書かれているのを発見。当時の店内の写真も載せられていたり、皆様なかなか細かく分析されたコメントも。へーへ―となりました。(皆さん、スッゴク褒めてくれていた!!)
本題とは少しずれましたが、そんな私にとっては思い出のフローラダニカ。今回はカップ&ソーサーではありませんが、今の季節に合ったすみれの柄のプレートです。ゆっくりカフェやレストランでお茶も出来ないのかぁと思うと、ふとさびしくなりますが、そんな時はお家でお茶をするのだ!
間もなく登場。フローラダニカのお皿が掲載されたA-Selectはこちら。
158-0095
東京都世田谷区瀬田1-12-32
電話:03-3709-2341
e-mail:cjs@bellecapri.com
二子玉川駅より徒歩5分。
12:00-19::00
日・月・木・祝日 休み
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こちらもおいしくて大好きだったロブジェカフェのジンジャエール。写真が出てきたので載せておこう。ピリッとしびれる辛口のジンジャーエルにオリジナルで組み合わせた甘酸っぱいコンフィチュールを混ぜませっとしていただきます。