エミールガレ『醸造所の夜の聖務』(1900年頃)という作品です。8月のA-selectはこのデキャンタを。
L’office du soir a la distillerie
Prions pour nous pauvre Pere Gaucher qui sacrifie son ame aux interets de le communaute
Alphonse Daudet
夜の醸造所の聖務。
修道院の利益のために魂をささげるゴーシェ修道士のために祈ろう
アルフォンス・ドーデ
サイズ:28×13センチ エナメル絵付け
キーワード 「Emile Galle」 |
1846年ロレーヌ・ナンシーに生まれる。
哲学、植物学、絵画、硝子工芸を学んだ後、ナンシーに自身の工房を開きます。パリの装飾美術中央連盟展に出品して大成功を収め、1889年のパリ万国博では金メダルとグランプリを受賞。
自然をこよなく愛したガレにとって、1885年、ナンシーに留学して来た日本人、高島得三との出逢いは大きは出来事でした。得三は北海の号を持つ日本画家で、東洋の自然観と花鳥風月の描き方をガレに教えました。『運命の手違いでナンシーに生まれた日本人』とさえ呼ばれたガレの日本への憧憬は、後にナンシー派と呼ばれた彼の周辺の人々や、ロベール・ド・モンテスキューとの親交を通して知り合ったパリ社交界の人々にまで影響を及ぼし、アール・ヌーヴォー運動の中心ともなりました。
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