今日から6月です。お店に来るまでの道すがら、紫陽花が咲いているのを目にします。まだまだ今年もはじまったばかりとはもう言っていられない6月、「植物はきちっと暦を感じ取って花開くのだな~えらいな~ふんふん」なんて思いながら今日も出勤しました。ネコはきっちり17時になったらニャーと起きて来て晩御飯をおねだりするし、スッポンは異常気象の気まぐれな高温には騙されず、しっかり暖かかくなってから冬眠から目覚めるし、ほんと、みんなえらい!
そんな訳で、いきいきとしている植物や動物たちを見ているとなんだか気分もワクワク、ちょっと部屋を模様替えしてみたくなるし、家に友達を呼んでたまにはご飯でも食べたいし、それならお部屋に花でも飾りたいしなんて、体の動きも軽くなります。
A-Selectに今日も商品を掲載。ROBJのガラス製の花瓶です。
ROBJでは数少ないガラスの作品。ROBJのガラスは型で作られたモノが多いのですが、こちらは吹きガラスのようです。鮮やかなオレンジ色のボディ。口の部分にはブルーのエナメルが施されています。また中心より少し上の位置、黄色い縁取りの丸の中にぽってり、鱗の柄のように盛られたエナメルが。何だか飛行機に乗っているときに窓の外みえる、どこまでも広がる雲海のようにも見えます。
姫リョウブを活けてみました。花瓶の口が小さいので植物があっちこっちに広がらず、お花を活けるのが苦手な私でも、上手に使えそうです。
《Robj》
Robj(ロブジェ)社は優秀な彫刻家、デザイナー、技術者を集め、彼らが提案してくるアイディアの中から最も個性的・空想的なものを選出し自社の作品をつくりあげました。その製品はアールデコを中心とした様式を用い、中国や日本など各国のエキゾチックな人物や可愛らしい動物や鳥をモチーフとして取り上げます。実質的にはわずか10年ほどの活動期間であったため、現存する作品の点数は少なく、アンティーク・マーケットに出回ることも稀。同じ時代の他の工房と比べてRobjが抜きん出て洗練されたフォルムを崩す事がなかったため、1925年のパリ現代装飾美術博覧会でRobjの作品は最も独創的でパリらしいと賞賛されました。1930年にRobjは閉鎖され、現存する作品は希少価値が年々高まっています。
158-0095
東京都世田谷区瀬田1-12-32
電話:03-3709-2341
e-mail:cjs@bellecapri.com
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