DIARY

バカラ アンティーク花器 魚文

 

「こんな風に緑をさすと綺麗でしょ。この葉っぱは根っこが生えているから水が腐らなくて、水替えをそんなにしなくても大丈夫。」ボスはアンティークのものを生活にスッと取り入れるのが上手です。上手と言うかそれが自然のようです。

 

キャビネットに並べたアンティークを美味しいお酒(私の場合はお酒じゃなくて珈琲)を片手に眺めるのもよしだけど、丁寧に使っていくことがどんなに楽しいか、ベルカプリで仕事をしていると味わえます。お店が青山にあったころは大きな大きな花瓶(ラリックにガレにシュナイダーにも)に毎週新しい花を活けていたので、お水を替える為に花瓶を洗う時、ちょっとヒヤヒヤしたこともありました。そしてアンティークの食器で食べるケーキはさらにおいしいです!

 

水を入れたら魚もイキイキしたみたい。ほんとに泳ぎだそうだ。

 

こちらの花瓶はバカラのアンティーク。ぽてっとたっぷり盛られたエナメル、ちょっと肉感的な魚がリアルに表現されています。漂う雰囲気はリアルながらその色、表情は独創的。ベージュのボディに青いひれ、そして真赤な目。これがフランス人のセンスのなせる業でしょうか。とても素敵です。

 

明るい陽射しの元ので見ると、ガラスならではのキラキラとした透明感も。

 

 

 

 

 

 

 

 

作られたのは19世紀末。ガラスの内側にほんのりオーロラ色のコーティングがされていますが、口付近はそれが取れ、クリアなコーラルオレンジになっています。フランスで仕入れ、ベルカプリのコレクションとして長くをお店で過ごしたものです。仕入れ当時の値段は18万ほどだったようですが、今回も少しお求めやすくなっています。

 

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158-0095
東京都世田谷区瀬田1-12-32
電話:03-3709-2341
e-mail:cjs@bellecapri.com
二子玉川駅より徒歩5分。

12:00-19::00
日・月・木・祝日 休み

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