DIARY

23,24日は通常通り営業いたします。

 

年内の営業もあと二日、23日、24日のみとなりました。明日は祝日、明後日は日曜日ですがいつもと変わらず営業予定です。どうぞのんびりご来店いただければと思います。私も、お店の年賀状の写真が今日やっと上手に撮れて、少しほっと一息しているところです。そんな、ちょっと気の抜けた、いえいえ、肩の力を抜いた感じで残りの2日を過ごそうと思っています。

 

さてさて、そんななか、やり残したことはないかといろいろ振り返りまして、一つ忘れもの。オリジナルの製作現場について今度ブログで紹介しますと書いたまま、ご紹介する時間がなくそのままになっていたので、自分の記録にもなりそうだしと今回書いてみようと思います。

 

↓↓以前オリジナルについて書いた記事はこちら↓↓

http://bellecapri.jugem.jp/?cid=7

 

 

今回かなり気持ちをいれて製作し、ご紹介したオリジナルブローチ。ボスデザイン、私が製作という形で作りました。「どんな感じでも大丈夫です!」とNGなしで、思うようにデザインしてもらいました。

 

 

デザインが決まったら、ここからが私の作業。

今回はベークライトに真鍮、銀などで飾りをつけて製作。↓こちら下の金色の板は真鍮。まずは紙で作った飾りの通り、糸鋸で真鍮を切り出します。

 

 

グリーンのベークライトのブローチはパーツがたくさんあったので組み上げるのがなかなか大変でした。

真鍮の地金を無駄にしないようにパズルのようにパーツを敷き詰めてギコギコとカットします。

 

 

すべて切り出したら、手にする人が怪我をしないように、一枚一枚のパーツの縁をやすり掛けして滑らかに。そのあとは、バーナーの登場。炎で金属をなまし、柔らかくします。

 

 

パパパと端折りますが、金属の表面を機械で削ったり彫ったりで模様を施したあとは、パーツを金づちでたたいたりし、カーブやふくらみをつけて立体的に。そして、パーツを一枚づつ、ろう付け(溶接作業)。最後に金属を燻したり、さらに磨いたり。立派な作品!!と言いたいくらい、手間暇かけて形になっていきました。

 

 

↓こちらはすでにお客様の元に嫁いだブローチ。くるくるがとても薄い板で作ってあるので、バーナーの火力で溶けないかひやひや。でもその薄い金属を使った甲斐あって、とても軽やかな感じを出すことが出来ました!

 

 

普段ジュエリー製作をしていると大体の感覚や経験で「これは出来ないな~。とか、これはこれには向かないな~。」なんて思って挑戦しないことがあるのですが、今回は普段使わない金属や普段選ばない厚みの金属、火を当てられない作業、そのままでもとっても貴重なベークライトに手を加える緊張感など、無理難題を乗り越えた達成感で、どこに出しても恥ずかしくないようなオリジナルが出来ました!うーん、次回のオリジナルはどんな作業が待っているのかな、ワクワクとヒヤヒヤで次のミッションを待っています。どうぞ、皆様もお楽しみに!

 

 

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