ベルカプリのコレクションとして永くウィンドウを飾ったRobjのランプがA-selectに登場です。1929年に製作された「CARMEN」。このランプのモチーフとなったオペラ「カルメン」は情熱的で印象的な音楽とともに主人公カルメン、兵士のドン・ホセ、闘牛士のエスカミーリョ登場し、愛、嫉妬、自由、運命を描き出します。

高さ31㎝　幅23㎝　奥行12㎝　白磁に金彩で美しいマントやスカートのドレープ、アールデコの文様が描かれています。消灯時はスッキリとした白が美しく、華やかなフィギュアとして楽しめます。また暗い室内での点灯時は灯りとしての実用性はもちろん、そこにオペラの舞台が広がるかのような幻想的な雰囲気を味わえます。アールデコの象徴的なデザイン要素を取り入れ、優れた芸術性、そして高い職人技術を追求したrobjの逸品です。

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《Robj》
Robj（ロブジェ）社は優秀な彫刻家、デザイナー、技術者を集め、彼らが提案してくるアイディアの中から最も個性的･空想的なものを選出し自社の作品をつくりあげました。同じ時代の他の工房と比べてRobjが抜きん出て洗練されたフォルムを崩す事がなかったため、1925年のパリ現代装飾美術博覧会でRobjの作品は最も独創的でパリらしいと賞賛されました。1930年にRobjは閉鎖され、現存する作品は希少価値が年々高まっています。