DIARY

94歳のおしゃれさん。

今日は定休日の木曜ですが、通常通り営業しています。窓際の私の撮影場所、小部屋的なスペースも今日はしっかりと陽が入り、お店についた途端、一枚写真を撮ってみました。フラワーネックレスとベークライト飾りのネコくん。ちょっと恥ずかしがり屋風に見える、かわいい子です。

さてさて、先日始まったばかりのドキュメンタリー映画「アイリス・アプフェル! 94歳のニューヨーカー」を見てきました。ここ数年、取り上げられる、自由にファッションを楽しむニューヨークのご婦人たち。その中で大きな丸眼鏡がトレードマークのアイリス・アプフェルの人生や日常のドキュメンタリーです。映画の中では、彼女のたくさんのジュエリーも登場!何本も重ねてつける琥珀のネックレスや、露店で買った民族調のバングルなど、値段、テイスト、ブランドに限らず盛りだくさんに見ることが出来ます。ちなみに、彼女の買い物、必ず値切ります。彼女曰くそれが売っている人に対する礼儀だそうです。ほうほう。もしベルカプリに来店されたらどうやって接客すればいいんだろー?きっと私のことだからパワーに押されて、「ははー」っと跪いてしまうかもしれません。

すべてをまねしたいとは思いませんが、やっぱりいくつになっても自分が好きなものを自由に着たいし、それをするためにも自分に自信を持てる何かを、外見やモノに限らず、知識や技術やアイデアを持っていたいなーと思います。

ちなみにアイリスさん、94歳にして多くの有名デザイナーたちからリスペクトされ、今なおNYのカルチャーシーンに影響を与える女性。1950年代からインテリアデザイナーとして活躍し、夫と設立したテキスタイル会社が大成功をおさめ、ジャクリーン・ケネディや歴代大統領からホワイトハウスの装飾を任されたというキャリアを誇ります。そして、2005年には84歳にして彼女のファッション・コレクションの展覧会がメトロポリタン美術館で開催され、驚異的な動員数を記録したそうです。ちなみに旦那様は映画撮影時100歳。誕生日会で二人で100歳のバースデーケーキのろうそくを吹き消す姿が仲睦まじかったです。そしてこの映画の監督さんも撮られた当時は88歳。いつまでも現役でいるっていうのは若さの秘訣なんでしょうか。

158-0095
東京都世田谷区瀬田1-12-32
電話:03-3709-2341
e-mail:cjs@bellecapri.com
二子玉川駅より徒歩5分。

12:00-19::00
日・月・木・祝日 休み

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