DIARY

アールデコ 鳥のランプ

2月に入りました。お店に来る途中に見かける梅はもう花を咲かせている木もあります。そしてお店の上のたくさん咲いている白梅にはメジロが2羽来てぴょんぴょん枝を飛び回っているのを見かけました。少しですが春の到来を感じる日があります。アンティークのモチーフとして登場する鳥たちも植物とセットで描かれるものが多く今日ご紹介のアールデコのライトもその一つ。四角いガラスシェードの4面に植物を背景に鳥が描かれています。

重いアイアンのベースにしっかりとした厚みのあるオパールセントグラスのシェードが置かれた1920年代アールデコ期のライト。オパールセントガラスはアールデコ期のガラス工芸家が多くもちいた乳白色の半透明ガラス。角度によって青白く光ったりピンク、アプリコットなどまるでオパールのような遊色効果が見られるのが特徴です。

消灯時はスッキリとした色の印象。

点灯すると電球の色が透け温かみのある色に変化します。

台座のアイアンに「JAMBOR」との刻印が打たれていますがブランドについての詳細は分かりません。また、写真では見分けがつきにくいですがガラスの表面の大部分はフロスト加工(艶消し加工)、鳥と鳥を描いた面と面の間の細い長方形の部分はつるっとした表面仕上げとなっています。

オンラインショップA-select 鳥のアールデコライトはこちらをクリックしてご覧ください。