ブログ、はじめました。 アンティーク雑貨やヴィンテージのコスチュームジュエリー、スタッフが気づいたことなどをご紹介します。
GALLERY GRACE(京都市)
●バウハウス・デッサウ展
東京藝術大学大学美術館(上野)
1919年にドイツ、ヴァイマールに誕生した造形芸術学校、バウハウス。ヴァイマール、デッサウ、ベルリンと拠点を変え活動し、1933年、ナチスの台頭とともに閉校を余儀なくされたバウハウスは、しかし、75年経った今も、世界中のデザインや建築に大きな影響を与え続けている。本展は、バウハウスを広く近代史の中に捉え直したうえで、デッサウ期に焦点を当てる。バウハウスの短い活動期間の中で、創設者ヴァルター・グロピウスの理想がより具体化されたのは、デッサウの地においてであった。マイスターたちによる基礎教育の成果を示す学生作品から、工房製品、舞台工房の上演作品資料、絵画、写真まで、バウハウスの豊かな活動を紹介。またバウハウスの最終目標であった建築について独立したセクションを設け、図面、マケット、映像によりデッサウ期の活動を取り上げる。出品総数260点余りのうち241点はドイツ、デッサウ市にて活動するバウハウス・デッサウ財団所蔵のコレクション。146点が日本初公開。
●フランスが夢見た日本一陶器に写した北斎、広重
東京国立博物館 表慶館(上野)
パリ・オルセー美術館と東京国立博物館の共同企画。ヨーロッパのジャポニスムに日本の浮世絵が与えた影響について、テーブルウェアに焦点をあてて紹介。北斎や広重などの浮世絵の題材に着想を得て作られ、1866年から1930年代まで人気を博したテーブルウェアである「セルヴィス・ルソー(ルソー・セット)」と「セルヴィス・ランベール(ランベール・セット)」を、元絵に使われた浮世絵の日本の版画や版本と対比して展示。
●6人のデザイナーがつくる「自分で使う家具」
松屋銀座7階・デザインギャラリー1953(銀座)
岐阜県オリベデザインセンター飛 家具プロジェクト 6人のデザイナーがつくる「自分で使う家具」。メンバーがそれぞれ、使う場所や情況などを具体的に設定し、デザインを起こした。家具メーカー各社は、そのデザインの意図を汲み取り、実際に商品として流通することを目的に、昨年から約1年をかけ試作を重ねた。本展では、6人がデザインしたこれら6種類の家具を披露する。
●青春のロシア・アヴァンギャルド
Bunkamuraザ・ミュージアム(渋谷)
1999年に開館したモスクワ市近代美術館は、20世紀前半に花開いた“ロシア・アヴァンギャルド”の中心的な役割を果たした画家たちの作品を所蔵する美術館。そのコレクションの中核をなす作品の多くは、現在の総裁であるズラープ・ツェレテーリ氏により海外から買い戻されたもの。この展覧会では、同館が所蔵する、ロシア時代のマルク・シャガールからナターリヤ・ゴンチャローヴァ、ニコ・ピロスマニ、そしてカジミール・マレーヴィチ等の作品により、西洋との影響関係を保ちつつも、独自の前衛芸術を形成し、発展させた20世紀ロシア美術の流れを展観。マレーヴィチ、ピロスマニ各10点をはじめ、全30作家による70作品が集結。モスクワ市近代美術館の所蔵作品をまとめて紹介する、日本で初めての展覧会となる。
●ブルーノ・ムナーリのアートとあそぼう!みて・さわって・たのしんで
川崎市市民ミュージアム(武蔵小杉)
グラフィックアート、プロダクトデザイン、彫刻、著作、そしてこどもたちへの造形教育などの分野で先駆的に活躍したイタリアのアーティスト、ブルーノ・ムナーリ。造形の原理を追及した多種多彩な作品を展示するとともに、ムナーリの考案したワークショップを実施します。展示数約400点。なお、一部資料は直接手にとって体験していただけます。
●近代工芸の華明治の七宝 世界を魅了した技と美
泉屋博古館分館(東京)(六本木)
ガラス粉を焼成することによって、装飾工芸の世界に美しい文様を実現させた技法である七宝。日本には中世から近世の遺品が多く伝わるが、19世紀に尾張の梶常吉により考案された有線七宝の技法により絵画的な表現が可能となり、絢爛豪華な世界へと変貌を遂げた。これらの作品は、欧米諸国に日本の近代工芸が紹介されるとともに絶大な人気を博し、特に万国博覧会などの博覧会には国の威信をかけて当時の七宝技術の最高峰ともいえる作品が出品された。本展覧会では、世界屈指の近代七宝コレクションを誇る京都、清水三年坂美術館の作品を中心に世界を魅了した明治の七宝の名品を展示する。
●中国の服飾:清朝末期から近代まで
文化学園服飾博物館(新宿)
今年は北京オリンピック開催の年にあたり、さまざまな角度から中国の文化が見直されています。服飾博物館では開館当初から隣国中国の服飾の収集に努めてきました。この機会にこれらの収蔵品の中から、中国最後の王朝となった清朝末期の宮廷衣装をはじめ、革命や戦争を経て激動した近代の服飾を展覧します。また中国の影響がみられる周辺地域の民族衣装も紹介し、中国と東アジア諸国との服飾に見るつながりも探ります。
●所蔵作品展 こども工芸館 [装飾/デコ]
東京国立近代美術館工芸館(竹橋)
大人とこどもがいっしょになって「装飾(デコ)」に注目することによって、工芸の魅力を発見。
●英国ヴィクトリア朝絵画の巨匠ジョン・エヴァレット・ミレイ展
代表作『オフィーリア』、『両親の家のキリスト』など、テート・ブリテンをはじめ、英国内外の主要コレクションからの油彩、素描などにより構成。日本で初めての本格的な回顧展。
●村野藤吾 建築とインテリア
松下電工汐留ミュージアム(汐留)
日比谷・日生劇場をはじめ、日本の近代建築史に数々の傑作を残した村野藤吾(1891-1984)。合理主義全盛の時代にあって、自由な発想と細やかな手仕事によって作り出された豊かな装飾と造形を特徴とする独自の建築姿勢を貫いた。本展では、インテリア空間に注目しながら、自筆のスケッチや図面、写真、模型、家具などを展示し、その思考の軌跡を辿る。
●ミリオンセラー誕生へ! 明治・大正の雑誌メディア
印刷博物館(飯田橋)
大衆文化を担うメディアへと急速に発展した雑誌の成立過程を3つの時代に区分し、その時代においてどのような雑誌が求められ、読まれていたのかを紹介。また、その過程を、出版業界・印刷業界・流通業界の発達と照らし合わせながら検証する。
●コローが描いた風景を写真で辿る
メゾン・デ・ミュゼ・ド・フランス(銀座)
6月14日から東京・上野の国立西洋美術館で「コロー 光と追憶の変奏曲」展が開催されます。19世紀の画家カミーユ・コロー(1796-1875)は、79年というその長い生涯にわたって、故国フランスを愛し、各地の風景を描き続けました。今回開催される展覧会では、ルーヴル美術館所蔵の代表作を中心に、初期のロマン主義的風景画から、レアリスムの時代、さらには独自の詩的表現を完成させた晩年の作品までが出品され、コローの魅力とその秘密を再検証します。 MMFの3Fギャラリーでは、その出展作品のなかから数点の風景画を選び出し、コローが眺めたであろう同じ地点から撮影した写真を展示いたします。写真の解説は、同展覧会でコミッショナーを務める高橋明也氏(三菱一号館美術館館長)。撮影にも同行された高橋氏の解説は、違った角度からコロー作品を楽しむ契機を与えてくれるはずです。 コローが画布に描いた詩情あふれる景色が、どんな写真で再現されるのか 。絵画と写真のコラボレーションをお楽しみください。
●KAZARI 日本美の情熱
サントリー美術館(東京ミッドタウン)
古来より日本人は、日常生活から祭礼や神仏信仰、戦いの場にいたるまで、身に付ける物や身のまわりの品々などを、奇抜な独創力と旺盛なエネルギーをもって華麗に「かざり」たててきました。祝祭の場を、日常から非日常へと変貌させる演出であった「かざり」。生活の憂いから人の心を解き放ち、また、階級、身分を超えて生きる喜びを味わわせる「かざる」行為、さらに時には実用性を度外視するほどの「かざる」情熱は、日本の文化を形成する大きな原動力です。本展では、これまでの「かざり」研究の集大成として、縄文時代から近代にいたる日本文化の源流ともいえる「かざり」の特質について、祭礼・儀式に使われた「風流(ふりゅう)のかざり」なども視野に収め、さまざまな「かざり」の世界を、絵画、工芸、芸能などの分野を超えた斬新な展示構成により紹介します。神仏にささげられた荘厳のかざりや、中世の座敷かざり、武将の奇抜な甲冑や近世における女性の装い、さらに祭礼の場をかざった造り物や、能、狂言や歌舞伎の華麗な芸能衣装……。時代を超え、つねに人々の生活の中に息づき、用と美、聖と俗が渾然一体となって展開されてきた日本の「かざり」の変遷を、ご覧ください。
●居山浩二展 「文字景 typescape」
ガーディアン・ガーデン(新橋)
集英社文庫「ナツイチ」キャンペーンなどで注目を集めるアートディレクターの居山浩二を紹介。文字の“部首”や“へん”を解体し、モビールのようにつり下げることで、文字の持つ意味を再検証する試みを展開する。また、そのモビールを様々な風景とともに撮影したポスターも展示予定。普段平面に閉じこめられた文字を立体空間に解き放つことで、文字の世界はどのような広がりを見せるのだろうか。
●増田彰久写真展 世界遺産―英国産業革命の精華―
ギャラリーA4(東陽町)
イギリス全土を取材して撮影した増田氏の視線を通して、産業革命が生み出した美の結晶を紹介し、美しいモノの本質とは何かを考えます。
●ローザンヌ アールブリュット・コレクションと日本のアウトサイダー・アート
アール・ブリュットは、画家のデュビュッフェの命名による「生の芸術」を意味する言葉。正規の美術教育を受けていない人が独自の発想で制作した作品を指します。本展ではスイスのアール・ブリュット・コレクションの所蔵品と日本のアウトサイダー・アートの出会いを通して、その表現にこめられた普遍的な夢や、精神の自由と独創を獲得する人間の力を探る。
●日本のグラフィックデザイン2008
東京ミッドタウン・デザインハブ(六本木)
約2,500名のプロフェッショナルからなる、アジア最大のデザイン団体・日本グラフィックデザイナー協会が、1981年より発行している年鑑『GRAPHIC DESIGN IN JAPAN』。毎年、厳正な選考の末、自信を持って推薦する作品群を豊富な図版で紹介しています。6月下旬の2008年版の発行を記念して、掲載作品の中から約300点を実物と映像で展示します。
●芸大コレクション展
東京藝術大学大学美術館展示室1(地下2階展示室)(上野)
本学コレクションは、東京美術学校開学以来120年という長期にわたる収集活動によって形成されたもので、 古美術から絵画(日本画・西洋画・版画)、彫刻、工芸、さらには歴代教員・学生による作品など、その内容は多種多様であり、 総件数は、重要文化財22件を含む2万9000件を越えています(2008年4月現在)。 芸大美術館では4月から開催する春季のコレクション展において、この収蔵品から主要作品の一部を定期的に展示・公開しております。 当館では昨年度、「パリへ 洋画家たち百年の夢」展、「岡倉天心 芸術教育の歩み 」展など、本学創立120周年に因んだ展覧会において、 主要な作品が数多く展示され、本学コレクションの歴史的意義が再認識されました。とはいえ、主要作品と認識されながら、 当館においても展示の機会が限られている所蔵品も少なくありません。 そこで今年度のコレクション展では、当館所蔵の作品・資料の有効な活用を推進することを目指し、 古美術・日本画・西洋画・彫刻・工芸・図案の各分野のコレクションの名品とともに、 近年展示される機会の乏しかった作品群から厳選して展示を行います。 特に、古美術および日本画、素描作品については、三期に分けて展示を行い、可能な限り多くの作品をご鑑賞いただくことといたしました。
●2008ADC展
ギンザ・グラフィック・ギャラリー(銀座)
今年も、2007年5月から2008年4月までの1年間に発表されたポスター、新聞広告、雑誌広告、エディトリアル、CI・マーク&ロゴ、TV‐CFなど多様な分野からの約10,000点を超える応募作品の中から、84名のADC会員によって厳正な審査が行なわれ、グラフィック、広告作品の最高峰ともいえるADC賞が選ばれた。本展は、この審査会で選出された受賞作品、優秀作品を、11月末の『ADC年鑑』(美術出版社刊)刊行に先駆け、ggg[会員作品]、G8[一般(非会員)作品]の2つの会場で紹介する。
●2008 Tokyo Art Directors Club Exhibition
クリエイションギャラリーG8(新橋)
ADC(東京アートディレクターズクラブ)は1952年に結成、現在、トップクラスのアートディレクター84名により構成されている。この全会員が審査員となって行われる年次公募展。今年度も、ADC会員の4日間にわたる厳正な審査により、受賞作品と年鑑収録作品が選出された。ここで選び抜かれた受賞作品、優秀作品を、11月末の『ADC年鑑』(美術出版社刊)刊行に先駆け、クリエイションギャラリーG8[一般(非会員)作品]とギンザ・グラフィック・ギャラリー[会員作品]の両会場で紹介。
●カルロ・ザウリ展 イタリア現代陶芸の巨匠
東京国立近代美術館(竹橋)
現代陶芸の偉大な改革者の一人として国際的にも高く評価され、日本にも大きな影響を与えてきたイタリアの巨匠、カルロ・ザウリ(1926 2002)の没後初めての回顧展をファエンツァ市との国際交流展として開催します。ファエンツァは、フランス語で陶器を意味するファイアンスの語源となった陶都として、また、マジョリカ焼の産地として古くから知られています。ザウリはその地で生まれ、生涯同地を拠点に制作を行いました。本展は、あまり知られていなかった1950年代の初期のマジョリカ作品から、“ザウリの白”と呼ばれる60 70年代の代表的な作品、さらには、80年代に制作した釉薬を用いない黒粘土による挑戦的な作品を中心に、タイルやデザインの仕事まで、ザウリの非凡な才能を知る多彩な作品を通して、1951年から約40年間の芸術活動の軌跡を辿ります。
●夢の饗宴 歴史を彩るメニュー×現代のアーティストたち 展
資生堂ギャラリー(銀座)
フランス在住の収集家・立松弘臣氏所蔵のメニューコレクションをベースに、graf media gmが展覧会を演出。「年代もののフランスのメニュー」と、graf media gmと彼らがセレクトしたアーティストたちが、ギャラリー内におもてなしをテーマにした「饗宴」の場をつくりあげる。
●没後50年 ルオー大回顧展
出光美術館(東京本館)(有楽町)
20世紀を代表するフランスの宗教画家、ジョルジュ・ルオー(1871 1958)。多国籍の異邦人たちによって実験的試みが繰り広げられた20世紀前半のパリ画壇にあって、持って生まれた鮮やかな色彩感覚と敬虔なるカトリック信者としての信仰に裏打ちされたルオーの芸術は、この時代に屹立する存在です。重厚なマティエールと透明な輝きに包まれた神秘的な光の描写、深い精神性を湛えた彼の作品は、国や時代、信仰の違いを越えて多くの人々を魅了してきました。私たち日本人にとっても、なじみ深い西洋人画家として今日まで広く愛好されています。没後50年をむかえて開催する本回顧展では、質・量ともに世界最大規模を誇る出光コレクションから、代表作の連作油彩画《受難(パッション)》、銅版画集《ミセレーレ》をはじめ、初公開を含めた約230点を展観し、ルオーの画業の全貌をご紹介します。
●建築がみる夢 石山修武と12の物語
世田谷美術館(用賀)
石山修武の建築は、私たちが普段目にする住宅やオフィスビルと同じような考え方では設計されていません。出世作となった《幻庵》(1975 年)では、通常は地中に埋めて下水管等に使用する工業用コルゲートパイプを躯体に転用し、また、吉田五十八賞を受賞した《伊豆の長八美術館》(1984 年)では、現代建築においては等閑視されていた左官の技術を蘇らせました。 その土地に固有の素材を活用するばかりでなく、通常は建築物に使わない資材を転用し、時には依頼者自身が建設作業を行うといった独自の設計方法は、社会状況との関わりのなかで建築を捉えなおし、その先にある可能性を見据えてきた結果ということができます。 本展覧会では、完成させず、前の家の廃材を再利用しつつ、緩やかに建設作業を続けている自邸《世田谷村》、募金活動で建設資金を集め、少しずつレンガを積んで10年以上の歳月をかけて2006年に完成した《ひろしまハウス》を始め、近年手がけている12のプロジェクトを中心に、石山修武の活動を、模型、ドローイング、写真などでご紹介いたします。 また、建築家としては異色ともいえる版画作品も展示します。
●Japan Design in Milano salone 2008
東京デザインセンター:TDCスペース(五反田)
サローネ期間中にミラノで作品を発表した日本人デザイナーにスポットをあてる企画展。 若手デザイナーの作品発表の場「サテリテ」に参加した、注目すべきデザイナーの作品を週替わりで紹介。
●コロー 光と追憶の変奏曲
国立西洋美術館(上野)
19世紀フランスの画家カミーユ・コローが生み出した数々の詩情あふれる風景画や人物画は、これまで世界中の芸術家や美術愛好家たちを魅了してきた。本展は、ルーヴル美術館所蔵のコローの代表作群を中心に、初期のロマン主義的風景からレアリスムの時代、後期の画面、そして繊細な人物画の数々を集大成し、コロー芸術の魅力と秘密を再検証する。
●チェコへの扉 子どもの本の世界
国際子ども図書館(上野)
チェコは、児童文学や絵本など子どもの本の宝庫としても知られる。 展示会では、昔話や伝説の本をはじめ、第一共和国時代(1918-1938)を代表するチャペック兄弟やラダ、第二次大戦後では詩人のフルビーン、作家のジーハやペチシカ、画家ではトゥルンカ、ズマトリーコヴァー、ミレル、パツォウスカーなどの作品により、チェコの児童文学の歩みをたどる。 また、しかけ絵本のほか「もぐら」や「カッパ」などチェコで愛されているキャラクターが登場する絵本などの特別コーナーも設け、国際子ども図書館所蔵資料を中心に、約280点の資料を展示。
●美術の遊びとこころV NIPPONの夏 応挙・歌麿・北斎から「きもの」まで
三井記念美術館(日本橋)
江戸時代の夏の一日を、朝、昼、夕方、夜と時間の流れを追いながら、北斎や歌麿の肉筆浮世絵をはじめ祭礼図や、着物、ガラスなどの工芸品約100点の美術品を通して追体験。暑い夏の日を涼しく過ごす工夫や遊び心、忘れかけていた夏の風情を満喫できる展覧会。
●舟越桂 夏の邸宅 アール・デコ空間と彫刻、ドローイング、版画
東京都庭園美術館(白金)
木彫人物像によって80年代から一貫して日本の現代彫刻をリードしてきた舟越桂(1951年 )は、近年両性具有のスフィンクスのシリーズを手がけ、新たな表現領域を切り開きつつある。本展では、初期から2000年代前半までの各時期の彫刻から厳選し、さらに新作を含む近作群をまとめて紹介。同時に、本展では作家が彫刻と同じく重要な創造の領域と考えているドローイング、版画にも等しく光を当て、表現者舟越桂の全体像に迫る。
●ともに歩んだ40年『ガスと広告』展
GAS MUSEUM がす資料館(小平)
1955年(昭和30)に東京ガスでは、それまで外部に委託していた宣伝広告関係の制作を、デザイナー室という部署を設け、専任のスタッフを採用して社内で制作することにしました。これは戦後復興の歩みの中で、様々なガス器具が開発されるようになると、東京ガスは器具の販売に力を入れるため、カタログやポスターをはじめとする広告制作を社内で制作することで、伝えたいことを的確にPRすることを目的としたものでした。今回は1956年(昭和31)から1996年(平成8)まで、40年にわたり東京ガスの専属デザイナーとして広告制作に携わってきた松田正久氏による、制作時の逸話や回想録と共に、当時の世相や風俗を色濃く反映しているポスターやカタログなどから、くらしの移りかわりを紹介します。
●エドヴァルド・ムンク 二人の姉妹
青山ユニマット美術館(外苑前)
『二人の姉妹』は、『叫び』の前年に描かれた作品で、ムンクが表現主義を確立する過程のまさにその変わりゆく年に描かれた希少性の高い一作。同時に、同館所蔵のモディリアニ、ピカソ、キスリング、スーティン、藤田嗣治らの作品も展示。
●ヴィルヘルム・ハンマースホイ 静かなる詩情
ヴィルヘルム・ハンマースホイ(1864-1916)は、デンマークを代表する作家の一人。近年、再び脚光を浴びている。17世紀オランダ絵画の強い影響を受け、フェルメールを思わせる静謐な室内表現を特徴としている。ハンマースホイの芸術世界が日本で初めて紹介される本展では、同時期に活躍した、デンマーク室内画派とよばれるピーダ・イルステズやカール・ホルスーウの作品も合わせて紹介する。
●巨匠ピカソ 魂のポートレート
フランス・パリのピカソ美術館の所蔵品の世界巡回展。東京では国立新美術館とサントリー美術館の2会場で同時開催。サントリー美術館では、ピカソの自我の表れを示す約60点を展示。
●ポワレとフォルチュニィ展
西欧においてコルセットは、ルネサンス以降数百年間にわたり、女性のウエストを締めあげることによって衣服のシルエットを支配してきた。しかし、20世紀初頭、女性のファッションはコルセットの着用をやめたことにより劇的に変化する。女性の肉体は「解放」され、衣服の簡素化と機能性の追求がすすむ。そしてそれは1906年のポール・ポワレの「コルセットからの解放」から始まると考えられている。 一方、ヴェネチアで絵画・彫刻・舞台芸術・インテリアデザインなど多方面で活躍したマリアノ・フォルチュニィは、テキスタイルでも20世紀最高のデザイナーといわれている。また、彼が生み出したコルセットを用いない古代ギリシャ風のプリーツ・ドレス「デルフォス」は、圧倒的なシンプルさと鮮やかな色彩と光沢により、今日のデザイナーたちにも絶大な影響を与えている。 本展では20世紀初頭を代表するモード界の巨人、ポール・ポワレとマリアノ・フォルチュニィの仕事に焦点をあて、彼らのドレスとポワレが力を注いだファッション・プレートなどを展示。また前時代の歴史的なコルセットとドレス、現代のコルセットをモティーフにした作品なども展示し、二人の衣装の革新性と現在と過去のモードの違いを検証する。
東京国立近代美術館工芸館(東京・竹橋)
戦後を中心とする国内外の染織、陶磁、ガラス、漆工、木竹工、金工等の工芸および工業デザインに関する常設展と企画展が随時開催されている。
東京都庭園美術館 (東京・白金)
旧朝香宮邸として昭和8年 (1933年)に建てられた建物が、美術館として公開されている。 建物の様式は1920年代から1930年代にかけてヨーロッパの装飾美術を席巻したアール・デコ様式で、内部装飾もフランスをはじめとする 外国から輸入されたものが多用されている。
開催される展覧会もアール・デコ様式に関連するものが多い。
展覧会のあとは「ベルカプリ」へどうぞ。同じ作家の作品が見つかるかもしれません。